住宅ローン控除のお話

住宅を建てる時、ほとんどの方が住宅ローンを利用します。

「住宅ローン控除」という言葉は聞いたことがあると思いますが、今年中に入居するか、来年入居するかで控除の適用要件が違います。大幅に違ってくるので注意が必要です。

一番気を付けなければいけないのは一般の新築住宅です。今年までは控除額3,000万円、期間13年ですが、来年からは0円か上限2,000万円、期間10年になってしまいます。少なくとも省エネ基準適合住宅でないと、住宅ローン控除は受けられなくなってしまいます。

国は脱炭素社会を目指しています。地球温暖化が進む中、各国が温室効果ガス削減に向けて目標を設定しました。

日本が設定した目標は

2013年度~2030年度までに温室効果ガスの46%削減を目指す。さらに2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする。

2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会)の実現を目指すと、菅総理大臣が表明しました。

目標達成のために・・・

政府は、住宅の生涯CO2排出量を削減するLCCM住宅を最終目標に低炭素住宅化を進めていく方針を出しました。

世の中は間違いなく省エネに動いています。住宅も高気密・高断熱が重視されるようになっています。これから住宅を考えている方、ローン控除もそうですが、今建物もめまぐるしく変わっています。性能、性能と言っていますが、何がどう良いのかよく調べて取り組んでいくことが大切だと思います。

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