不動産を探す
ハイスタイルでは宅建業も持っているので、不動産を売ったり買ったりするときのお手伝いもできます。ここで、私がずっと想っている不動産に関しての意見を述べさせていただこうと思います。
私は不動産に携わって35年以上が経ちます。当然バブルも経験しました。当時から「不動産屋は他人の財産を売ってその仲介料をもらうまるで寄生虫のようだ」と言われていました。確かに自分の持ち物ではなく、売主様からお預かりした不動産を売らせていただいて、その仲介料をいただくわけですが、不動産は法律と背中合わせ。失敗すればすべて宅建士の責任になってしまします。だから、調査も怠らないし、最初に伝えるべきことは伝えなくてはいけません。
ただ、仲介で物件を売るということは決定権は売主、買主様にあることで一仲介業者が差し置いて決定してはいけないとずっと思っています。金額もそうだし、契約の内容もそうです。売主、買主の言い分を上手にまとめるのが仲介業者の仕事だと思っています。それなのに、いい加減な業者も多くて、びっくりしてしまいます。
ハイスタイルは新築を一番の仕事としていますが、土地を探すことも多くあります。そんな時には買主様の仲介手数料を少しでも安くしたいと考えています。そんな思いから宅建業を取りました。買主からも仲介手数料をもらいたいと考える不動産業者は平気で「建物をお宅で建てるなら仲介手数料は遠慮してほしいい」と言うのです。え?何それ?私は納得できないのです。不動産屋っていろいろ抜け道があって、本当はやってはいけねいことも平然とやってのける。そんなイメージを私自身が持ってしまっています。私はお客さんのための不動産屋になりたいとずっと思ってきました。
だから、仲介で入る以上は私に決定権はないし、お客さまが望むなら望まれる形で契約できるように形にしていくことが私の仕事だと思っています。私はお家を建てたいお客様の土地は探します。お客様が望めば賃貸も中古も探します。すべてお客様目線で仕事をしたいと考えています。よく東京の業者から電話があります。300坪以上の土地を探しているお客さんがいるから、紹介してもらえないかと。私は即答で断ります。私が不動産業をやることは一般のお客様の役に立てることであればという信念があります。今日、お客様の土地を探しながらまた理不尽だと思うことがありました。私はお客様に不信感を与えない仕事をしようと強く心に思いました。
不動産屋にとっては本当に嫌な奴です。でも、私はこれからもお客様の立場で仕事をしたい、そういう頑固者でいたいと思います。